20170721_110843
DSC05876
DSC05875
DSC05878
DSC06139
DSC06141
20170721_110735
20170721_110741
DSC06140
DSC06182
DSC05867
DSC06142
DSC06143
DSC06145
20170721_110701
DSC06172
DSC06179
DSC06148
DSC06159
DSC06158
DSC05868
DSC05880
道の駅「神鍋高原」のすぐ近く、神鍋山南西麓にあり天然の冷蔵庫と呼ばれる風穴です。
国道482号線を進み道の駅「神鍋高原」をすぎ約600mいくと右手に「風穴」の看板があります。車をとめて近づくと真夏でも風穴の中からひんやりと冷気がただよってきます。
この風穴は活発な活動により火山から流出した溶岩によってできた空気が通り抜ける穴で、神鍋高原周辺には所々に見られます。なかでもこの「神鍋風穴」は奥行きが約6m、幅約6m、高さ約8mもある大きな空洞です。流れた溶岩の外側が先にかたまり、中の溶岩が流れ出た跡と考えられています。年間平均気温が8℃で一定しているため昔から穀物や蚕種を貯蔵したり、植林用の苗木となるスギ種子やヒノキの種子も保存いていたそうです。それらの種子を保存していた「かめ壺」が、今は風穴の前に並べられています。他にも野菜などを保存するなど風穴は「天然の大型冷蔵庫」として利用されていました。
風穴への立ち入りは落石などの危険があるため禁止されていますが、神鍋観光協会で受付されている「ジオパークツアー」へ申し込めばジオガイドさんの案内で中を見学することが可能です。ぜひ自然がつくりだした冷蔵庫を体験してみて下さい。
またすぐ隣にある「風穴庵」では田舎料理や名物「麦めしとろろ」を味わうことができます。
ツアーのお問い合わせは
道の駅「神鍋高原」内 日高神鍋観光協会
0796-45-0800