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豊岡市日高町山宮にある「山神社」です。JR江原駅から482号線を神鍋方面へ向かい日高西中学校の交差点を右折、その先約3キロ進むと道路右側に鳥居がみえます。
鳥居をくぐると、参道に向かって階段をおりる珍しい下り宮です。
階段をおりると参道から社殿まで広い境内となっていて大ケヤキ、大カシ、大イチョウ、スギなどの樹木が600坪の社叢に茂っており、これらは豊岡市の天然記念物に指定されています。
境社殿の右側には清流がありその上にある北山には聖岩があり昔はその聖岩に登り、松の木に太鼓をつるし「雨給もれ、雲もれや、給もれ、お願いだ」と約半日念願していたといわれています。
明治38年頃からこれを改め、竹のヘラで拍子をとり、般若心経を千巻唱え社殿の周りを回って祈願するようになりました。
社殿、拝殿、本殿があり、社殿左側には稲荷神社も祀られています。
また本殿の背側には御神木である「朴の木」があり昔は下駄の材料として使われていたが山神社と朴の木は因縁深きもがあると伝えられており区民は朴の木でつくられた下駄は履かない風習がありました。
約1,472年前「26代欽明天皇2年」勧請。稲徳天皇元年4月8日に現在地に遷宮。
明治3年「氏子が狛犬を奉納」
明治23年「参道石段築造」
明治26年に新築し、明治41年10月に京都八坂神社・三柱神社・八幡神社を合祀。
明治43年7月参篭殿建築。
例年10月に「秋祭り」
11月に新穀を供え感謝する「新穀感謝祭」
3月に五穀豊穣を祈る「祈年祭」が行われています。